防犯映像の犯人特定

ここでは、実際に行った映像解析業務についてご説明します。

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依頼内容:防犯カメラ映像の人物の特定

 

相談者の方のご自宅に、頻繁に悪戯をする複数の人物が現れるようになったため、防犯カメラを設置したとのこと。

夜間の時間帯に複数の人物が、相談者の方のご自宅近辺で、立ち小便をしたり、ポストに汚物やゴミを混入するような悪質な悪戯がどんどんエスカレートしていくような状態。

ひどいケースでは、下半身を露出したままの犯人が、相談者の方の自宅まで立ち小便をしながら、歩いているが、防犯カメラの映像を見てもその人物の特定が出来ないため、映像を解析して欲しいとのご依頼

 

解析結果:防犯カメラの性能が悪く、人物が特定できる映像で記録は出来ないと判明

 

早速、防犯カメラに記録された映像をお預かりして、解析を開始してみたのですが、確かに悪質な悪戯の現場が記録されています。

服装から若い犯人であることが推測できるのですが、肝心の顔が全く映っていない状態でしたので、いくら解析を行っても、それ以上は特定できない状態でした。

この場合は、防犯カメラの性能と、それを使って実現したいことがあまりにもかけ離れているので、これ以上この防犯カメラのシステムを使って映像を記録しても意味がないと断定。

人物の顔を特定するためには、最低限それを証明しうる解像度が必要になりますので、防犯カメラを設置すれば良いではなくて、目的にあった性能の防犯カメラを設置しないと意味が全くないということになります。