浮気相手の同一人物特定

 

依頼内容:ご主人の浮気相手の女性と疑わしい女性が同一人物かを調べて欲しい。

解析解説:解析後に同一人物であると断定して、それを証明する鑑定書を納品。

 

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こちらの依頼内容は、俗に言われる浮気が原因で、ご主人が特定の女性と性行為をしている状態の動画や画像が多数見つかった際に、その相手が誰なのかを特定して欲しいと言った内容になります。

事前に、探偵事務所に依頼して、ご主人を尾行して、浮気相手の女性の住所を調べて、動画撮影を行ったようなのですが、その女性と性行為をしている動画の女性が別人であるとご主人が側が主張してきたようです。

一般的に、浮気の事実がばれてしまった場合は、容易にそれまでのような浮気に該当する行為は行わなくなりますので、それ以降は証拠の入手が大変難しくなります。

その場合は、既存の証拠のみで不逞行為の事実を証明しないといけないのですが、案外完全な証拠というものは存在せずに、断片的な証拠しかない状態で、事実を証明していかないといけません。

不完全な証拠写真を使って、浮気相手が疑惑の人物と同一人物であるかを証明するためには、浮気現場で撮影された相手の女性の顔写真と、3Dモデル制作用の鮮明な相手の女性の写真の合計2枚以上が必ず必要になります。

ただ、浮気現場の相手の写真は、すでに大量に入手されているようなので、その中から正面の顔写真を選べば良いだけです。

鮮明な相手の顔写真については、浮気現場を押さえる写真の入手と比較すると容易に入手できますから、今回のケースはすでに相手の女性の顔写真を入手されていたようです。

お預かりした写真を使って、解析業務を行います。

手順としては、一番鮮明な顔写真を使って、最初に3Dで対象者の顔モデルを正確に制作します。

人間の頭蓋骨の骨格というものは、そう簡単に変わるものではありませんから、3Dモデルでの比較を行えば必ず一致するかどうかが判明します。

あとは、比較する写真全てと制作した3Dの顔モデルを重ねて、ポイントを打っていき、その位置から同一性を証明することになります。

よくある、顔写真を重ねて一致しているとか、顔の比率を測る為に、線を何本も引いて、同一性の確認をしている方もいらっしゃいますが、それでは単なる個人的主観で終わってしまいます。

人物写真の同一性を証明する場合は、必ず、正面からの顔写真と、それから制作した3D顔モデルが必要になりますので、事前にそれらが用意できない場合は、なんとかご用意するようにしてみてください。

分からないことがございましたら、ご相談ください。