依頼内容:離婚した元妻から自分が半裸で露出している写真を渡されたが身に覚えがないので調べて欲しい。
解析結果:お預かりした写真を鑑定した所、改ざんされている写真であることが分かりました。
今回の依頼は、離婚した元妻から、貴方が半裸で自宅付近を歩いている写真があると渡されて、子供も怖がっているから、もう二度と自宅付近には近寄らないでくれ、万が一近寄ってきたり、子供に話しかけてきたら警察に通報すると言われたらしく、その半裸の写真は全く身に覚えがない写真なので調べてほしいとの依頼です。
全くそのような行為をしたことがない依頼者様は大変驚き、また自分が半裸や全裸でホームセンターの駐車場で徘徊している写真がネット上の公開されているとの事を元妻から聞かされて、全く身に覚えがないのにそのような写真が広まっていることに驚いてしまい、事実を証明して欲しいと今回ご依頼を頂くことになりました。
それで、実際に元妻から渡された写真をお預かりしてご依頼者様の鮮明な写真から3D メッシュを生成して比較鑑定をした所、ご依頼者様との同一性はなく、全くの別時であることが分かり、更にはこの写真は合成処理されている写真であることもわかりましたので、その結果をご依頼者様にお伝えすることになります。
あくまで写真の鑑定をしただけですから、それに関わる状況までは鑑定していないとは言え、この依頼者様が全裸や半裸で露出をしていた写真がネットに広まっている話自体の信憑性がまったくなく、離婚した元妻の狂言である可能性が大変高い為、肝心のどのサイトや掲示板で公開されていたのかを確認して頂きました。
すると、離婚した元妻の回答は、教えることが出来ない、覚えていないとの曖昧な回答であり、ご依頼者様が全裸や半裸でこの元妻の自宅付近、ホームセンターやスーパーなどで露出行為を行っていた事実そのものが全く信用できないものである可能性が高いと言えざる終えません。
そもそも、合成している写真を持ち出してきて、しかも別人の男性を依頼者様であると断言するには流石に無理がありすぎます。
今回の件は、鑑定書が必要であれば発行することをご依頼者様に伝えて、鑑定の際に制作したご依頼者様の3D メッシュ画像と露出しているとされている男性の顔の比較鑑定をした画像のみをお渡し、後は当事者同士で話をすることになりました。もしもの時は鑑定書を発行しますとお伝えしておくと大抵相手が不正を認めることが多くなります。